ソフトバンク子会社・SAIMEMORYとインテルが協業へ 次世代メモリー技術「ZAM」の実用化に向け
ソフトバンクの100%子会社であるSAIMEMORYは、高容量・広帯域・低消費電力を特長とする次世代メモリー技術「ZAM」(Z-Angle Memory)の実用化に向けて、Intel Corporation(以下、インテル)との協業契約を締結したと発表した。
SAIMEMORYは、ソフトバンクが次世代メモリー技術の実用化に向けた研究開発を推進することを目的に、2024年12月に設立した子会社。
今回SAIMEMORYは、インテルが米国エネルギー省の支援を受けて推進しているAdvanced Memory Technology(AMT)プログラムで確立された次世代メモリーの基盤技術やNext Generation DRAM Bonding(NGDB)イニシアチブで実証された技術的知見を活用し、メモリーアーキテクチャーおよび製造技術の研究開発を進めていくという。
なお、2027年度中にはプロトタイプを作製して、2029年度中の実用化を目指すとしている。
この次世代メモリー技術「ZAM」により、大規模なAI(人工知能)モデルの学習や推論処理を必要とするデータセンターなどにおいて、大容量かつ広帯域なデータ処理や処理性能の向上、消費電力の削減の実現に向けて取り組むという。
ソフトバンクは、SAIMEMORYを通した次世代メモリー技術の開発を、次世代社会インフラを支える重要な取り組みの一つと位置付け、今後もインテルや国内外の技術パートナーなどとの連携を通して、日本発の先進的な半導体技術の創出と国際競争力の強化に貢献していくとのことだ。