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長崎県五島市福江島で処方薬のドローン配送を開始 配送時間を短縮で医療アクセス向上へ

そらいいなは、長崎県五島市福江島において処方薬のドローン配送を開始したと発表した。

同取り組みは、玉之浦地区の特別養護老人ホーム「たまんなゆうゆう」利用者が対象で、患者から配送料を徴収し、医師の処方に基づいて調剤された処方薬を配送するもの。オンライン服薬指導とドローン配送を組み合わせた取り組みで、運用フローは下記の通り。

●運用フロー
(1)医師が往診、または、オンラインにて診察を実施し、処方箋を発行
(2)処方箋を薬局へFAX送信(後日、原本を郵送)
(3)薬局の薬剤師が処方箋を受領後、調剤および患者へのオンライン服薬指導を実施
(4)同社スタッフが調剤済みの処方薬を受け取り、発射拠点(五島市中心市街地から車で約5分)からドローンにて配送
(5)たまんなゆうゆうのスタッフが、同施設周辺の受け取り場所(施設から車で片道10分)にて処方薬を受け取る

活用するドローンの概要

配送経路については、長距離飛行が可能な米国Zipline社の固定翼ドローンを利用し、事前に飛行許可を取得した指定経路に沿って飛行するという。

活用機体(Zipline社製固定翼機)

これにより、陸路では60分かかる距離が25分で飛行可能となり、施設周辺に設けた受け取り場所に処方薬を配送するとのことだ。

配送経路

同取り組みでは、同社が施設・薬局から連絡を受けたのち、最短約60分で処方薬の受け取りができ、必要な薬をより迅速に患者へ届けることが可能に。

へき地では医療機関の統廃合が進み、高齢化により移動手段が減少する中、医療・介護施設の負荷を減らしながら医療へのアクセスを確保する取り組みとして位置づけられるとしている。

同社は今後、五島市福江島内の高齢者施設に加え、福江島内各地域および五島市二次離島の住民などに対する処方薬配送の可能性を検討し、地域の医療アクセス向上に向けた持続的な運用モデルの確立を目指すとのことだ。

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