静岡県焼津市で「NX大井川物流センター」が竣工 定温3帯構成で広域配送と中継機能を強化
日本通運は、静岡県焼津市に定温・定湿機能を備えた新倉庫「NX大井川物流センター」を開設したと発表した。

同センターは、東名高速道路「大井川焼津藤枝スマートIC」から約2キロの場所に位置し、重量鉄骨造・地上3階建て、延床面積は約2万5400平方メートルに及ぶ大規模物流施設だという。
日本列島の東西を結ぶ主要交通網の中央に立地し、広域配送拠点や長距離輸送の中継拠点として活用できる地理的優位性を備えるとのことだ。
同社センターの開設により、これまで周辺地域に分散していた複数の保管拠点を集約・統合し、輸送および保管業務の効率化と最適化を図るとしている。
施設内は常温帯と3つの定温帯で構成され、床荷重は1平方メートル当たり1.8トン、天井高は6メートルを確保。温湿度管理が必要な製品の取り扱いにも対応可能だという。
今後は自動フォークリフト(AGF)13台を導入し、垂直搬送機と連携させることで、入庫から保管、ピッキング工程の省人化と高品質な運用を実現するとしている。
また、内陸部に立地することで自然災害リスクの低減を図り、事業継続計画(BCP)の強化にも寄与するという。さらに、将来的には太陽光発電設備の導入を予定しており、環境負荷の低減と持続可能なサプライチェーンの構築を進める方針とのことだ。
■倉庫概要
名称:
NX大井川物流センター
所在地:
静岡県焼津市宗高1095-1
延床面積:
25,407.60平方メートル(約7,685.79坪)
構造:
重量鉄骨造(耐火構造) 地上3階建て
主要設備:
定温設備(1階の一部30度以下/2階24度以下/3階17~23度、20度以下/一部湿度調整)、AGF13台、垂直搬送機6基、貨物用EV2基、高床ホーム、接車バース15口