パルシステム埼玉、杉戸リサイクルセンターを視察 宅配インフラ活用で資源循環を強化
パルシステム連合会は、生活協同組合パルシステム埼玉の環境担当職員が杉戸リサイクルセンター(埼玉県北葛飾郡)を視察したと発表した。
今回の視察は、宅配インフラを活用したリユース・リサイクル活動の強化を目的としたもので、県内8カ所の配送拠点から環境担当職員が参加したという。

パルシステム埼玉では、配送時に使用済みのカタログや牛乳パック、米袋、商品のまとめ袋などの資材を回収しており、視察ではそれらが再資源化される工程を確認したとのことだ。
杉戸リサイクルセンターでは、宅配時に配送担当が回収するカタログや紙パック、米袋や商品のまとめ袋のプラスチック資材を集めて圧縮し、リサイクル原料として業者に納品。パルシステムの全67配送センターから回収される資材は、毎日カゴ車で約450台分になるという。
それぞれの資材は回収率確認のため、配送センター及び資材別に重量を計り、2台の圧縮機「ベーラー」で1m×1m×1.8mの塊「ベール」として1日当たり約70本に圧縮される。
プラスチック資材については、異物が混入すると資源価値が下がるため、職員が目視や手作業で確認しながら圧縮処理を行っているという。利用者が好意で資材をまとめたり保護したりする際に異物混入や機械破損の原因となることもあり、注意喚起の必要性を職員が再認識する機会になったとしている。
視察後には、資材の異物混入を防ぐための効果的な呼びかけについて意見交換が行われたという。利用者に対しては、回収できない資材やラベルの除去を促すチラシの作成を検討。
配送センター内では、回収場所への案内看板設置やラミネート加工した資材一覧の配付、回収対象外資材への「回収伝票」による通知など、現場での工夫について協議したとのことだ。

パルシステム埼玉は今後も、職員・利用者・関係団体との連携を通じて、資源循環型の持続可能な社会の実現を目指す方針だとしている。