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正社員の3人に1人が年末年始休暇で「会社を辞めたい」と思ったことがある 年明けに同僚が退職していた経験は28.4%

マイナビは、20〜59歳の年末年始休暇がある正社員および、前月に採用活動を行った、または今後3カ月以内に採用活動を行う予定の中途採用担当者を対象に、「年末年始休暇と転職に関する調査」を実施し、結果を公表した。

年末年始休暇と転職に関する調査

同調査における「あけおめ退職」とは、年末年始休暇明けに出社した際、同僚や先輩、後輩など比較的近しい人物がすでに退職していた経験を指すものとしている。

年末年始休暇がある正社員のうち、年明けの出社時に同僚などが退職していた「あけおめ退職」を経験したことがある人は28.4%だった。年代別に見ると、若い世代ほど経験率が高く、20代では41.1%と約4割に達した。若年層は転職率が比較的高い傾向にあることから、身近な人の退職を経験しやすい可能性があるとしている。

「あけおめ退職」を経験したことがあるか

「あけおめ退職」を経験した際の感情については、「寂しい」「ショック」「驚き」といった否定的な感情に加え、「今より良い条件の職場を見つけているのではないか」「将来を考えて行動している」といった、退職行動に対する共感や羨望に近い気持ちを示す回答も見られた。また、「業績悪化への不安」や「人員減による業務負担増への懸念」など、現実的な推察を交えた声もあり、感情は一様ではないことがうかがえるとしている。

「あけおめ退職」を経験した時、どう思ったか

続いて、年末年始休暇を通じて「今の会社を辞めたい」と思ったことがあるかを聞いたところ、全体の30.8%が「辞めたいと思ったことがある」と回答した。タイミング別では、「連休中」が18.5%、「連休明け」が12.3%となり、休暇明けよりも休暇中の方が「辞めたい」と感じる割合が高い結果となった。年代別では、20代において「連休中」に辞めたいと感じた割合が24.9%と特に高い傾向が見られた。

年末年始休暇を通じて「今の会社を辞めたい」と思ったことがあるか

辞めたいと思ったきっかけとしては、「給与や待遇への不満」「業務量の多さ」「人間関係の疲れ」などが挙げられている。帰省や友人との会話を通じて現状を見直す機会が増えることや、長期休暇明けの業務負担が心理的な要因となり、「辞めたい」という気持ちを高めている可能性があるとしている。

年末年始休暇を通じて「会社を辞めたい」と思ったきっかけ

年末年始休暇を通じて「今の会社を辞めたい」と感じた人に対し、どのような会社のサポートがあれば気持ちが変わるかを尋ねたところ、待遇面では「給与・ボーナスの増加」や「福利厚生の充実」が多く挙げられた。業務面では「業務負荷の均一化」「有休取得の容易化」「休暇明けは軽い業務から始める」といった回答が見られた。また、「正当な評価制度」や「ハラスメントの排除」、「個別ヒアリング」など、公平性や職場環境の改善を求める声も複数確認された。一方で、「どのようなサポートがあっても辞めたい気持ちは変わらない」とする回答も一定数存在しており、企業の取り組みだけでは離職を防ぎきれない側面があることも示唆された。

会社からどんなサポートがあれば、年末年始休暇を通じて「会社を辞めたい」と思わなくなるか

企業側の視点として、中途採用担当者に「退職者が出た長期休暇」を複数回答で聞いたところ、「年末年始休暇」が36.6%で最も多く、次いで「ゴールデンウィーク休暇」が35.2%、「夏季休暇」が28.6%となった。さらに、「退職者が最も多かった長期休暇」を一つ選んでもらった結果でも、「年末年始休暇」が23.4%で最多となり、「ゴールデンウィーク休暇」が21.0%、「夏季休暇」が9.7%と続いた。

退職者が出たことがある長期休暇/もっとも退職者が多い長期休暇

一方で、「どの長期休暇後にも退職者が出たことがない」と回答した企業は30.1%となり、長期休暇が必ずしも退職者増加につながるわけではないことも明らかとなった。

同調査結果から、年末年始休暇は正社員にとってキャリアを見つめ直す契機となりやすく、企業にとっては退職者が増えやすい時期である一方、すべての企業に共通するリスクではない実態が示されたとしている。

<参考>
マイナビ 『年末年始休暇と転職に関する調査

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