45%が「スマホ依存症」の自覚あり 若い年代ほど長時間利用が増え、4時間以上の利用者は半数を超えに
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クロス・マーケティングは、全国20~79歳の男女2,400名を対象に「目に関する調査(2025年)」を実施し、結果を公表した。
■【目の疲労感と初めて視力矯正をした年齢】
直近1カ月間に「よく、目が疲れていると思う」は24%で、「たまに、目が疲れていると思う」と合わて65%の人は目が疲れていると実感。老眼が進む40~60代は目への疲労感は7割台と高い。

視力矯正をしている人に、初めて視力矯正を行った年齢を確認したとこと、全体では「中学生」と「19歳以上」がボリュームゾーンとなり、若い年代ほど視力矯正を行った年齢が早まる傾向が顕著に。特に20~30代は、小学生までに3割以上、中学生までは6割以上が視力矯正を行っていたことが判明。

■【スマートフォンの利用状況】
スマートフォンの保有者に対し、平日・休日を合わせた1日当たりの利用時間を聴取した。20~60代は「2~3時間」、70代は「1時間程度」がボリュームゾーン。若い年代ほど長時間利用が増え、20~30代は、4時間以上の利用者が半数を超える。

最も利用時間の長い機能やアプリでは、「インターネット検索での調べものやニュースなどのサイト閲覧」が41%、「メール・SNS」が27%、「音楽・動画鑑賞」11%、「ゲーム」が8%。
「インターネット検索での調べものやニュースなどのサイト閲覧」は40代と60代で多く、20代のみ、ネット検索よりも「メール・SNS」の利用時間が長くなっている。

■【スマホ依存症の自覚】
スマホ依存症の自覚を確認したところ、「かなりスマホ依存症だと思う」は11%、「まあスマホ依存症だと思う」は34%、合わせて45%はスマホ依存症と自覚しおり、2023年の結果と変わらない。20~30代は依存症と思う人が59%を占める。スマホ利用時間と依存症の自覚は比例している。

自身がスマホ依存症だと思う理由は「スマホを使っている時間が長い」「暇さえあれば無意識にスマホを操作している」「スマホが手元にないと不安になる」が4割台、「スマホが手元がないと落ち着かない」「寝る直前までスマホを操作している」で3割台に達する。「スマホが手元にないと不安になる」は若い年代ほど高まる傾向にある。

【調査概要】
調査手法:インターネットリサーチ(クロス・マーケティング セルフ型アンケートツール「QiQUMO」使用
調査地域:全国47都道府県
調査対象:20~79歳の男女
調査期間:2025年11月20日~21日/2023年11月29日~30日
有効回答数:本調査2,400サンプル
※調査結果は、端数処理のため構成比が100%にならない場合あり
<参考>
クロス・マーケティング『目に関する調査(2025年)』