フル出社のメリットは「信頼関係を築きやすい」 一方でメリットは「通勤・人間関係のストレス」
LASSICは、運営するWEBメディア「テレワーク・リモートワーク総合研究所」において、「フル出社のメリット・デメリット」に関するアンケート調査を実施し、その結果を公表した。
■フル出社のメリットは「信頼関係を築きやすい」「チームの一体感が高まる」など
同調査で、フル出社のメリットを聞くと、最も多く挙げられたのは「信頼関係を築きやすい」で34.6%、次いで「チームの一体感や連帯感が高まる」が29.3%、「オフィス設備をフル活用できる」が26.9%、「オン・オフの切り替えがしやすい」が24.3%と続いた。
ランキング上位には、人間関係や労働環境に関する項目が集中しており、新人育成やトラブル対応の迅速さといった点も評価されたとしている。
一方で、「仕事に集中しやすい・生産性が高まる」は16.2%にとどまり10位、「雑談や偶発的なアイデア交換」は11.0%、「企業文化の醸成」は8.3%と、いずれも1割前後にとどまる結果に。

■フル出社のデメリットは「通勤によるストレス」「人間関係のストレス」など
フル出社のデメリットを聞くと、「通勤による時間や体力、交通費の負担」が52.8%で最多となり、次いで「満員電車や渋滞によるストレス」が50.0%と、フル出社の最大の課題が通勤にあることが明らかになった。
3位以下には「天候や気候の影響を受けやすい」が31.6%、「ワークライフバランスの維持が難しい」が31.3%、「オフィス内での人間関係のストレスが増える」が29.8%、「家庭、育児・介護との両立がしづらい」が27.8%と続いた。

【調査概要】
調査対象:20〜65歳のテレワーク・リモートワークを経験したことがあるワーキングパーソン男女
調査人数:1,004名
調査方法:インターネット調査
調査期間: 8月26日〜29日
<参考>
LASSIC「【テレリモ総研調査】フル出社のメリット・デメリットを徹底比較!ワーキングパーソン男女1,004名のリサーチから見えたその実態とは?」