沖縄県那覇市の宿泊施設「ファーストキャビン那覇」にアバター接客を導入 地域活性化と宿泊体験向上へ
Wizとお宿ポータルは、宿泊施設「ファーストキャビン那覇」に、アバター接客サービス「AVACOM」を導入したと発表した。今回の導入は、両社が「AVACOM」の販売パートナーとしてアバター接客の普及を進める取り組みの一環であるという。

「AVACOM」は、アバターとAI技術を組み合わせ、接客や案内業務を効率化するオンライン接客サービス。AIによる自動応対とオペレーターによる有人対応の切り替えが可能な“コパイロット型”アバター接客ツールで、WEB・店頭双方の顧客体験向上、人手不足解消に貢献するという。
今回導入された「ファーストキャビン那覇」は、飛行機のファーストクラスをイメージした空間を特徴とするコンパクトホテルであり、アバターを通じた施設案内や観光情報の提供、多言語でのインバウンド対応を可能にするとのことだ。
また、遠隔からの案内業務などにより効率的に運用する体制の構築にも寄与し、宿泊施設全体の業務効率化を支援するとしている。
両社は、地方主要都市をはじめとするホテル・宿泊業界に「AVACOM」の導入を積極的に進める方針で、地域の観光資源を生かした運営効率化と顧客体験の向上を両立することで、地域活性化に資するコミュニケーションインフラの構築を目指すとしている。