サンケイビル、兵庫県神戸市に「SANKEILOGI神戸北」を竣工 環境配慮型の高機能物流施設として稼働
サンケイビルは、兵庫県で初進出となる物流施設「SANKEILOGI神戸北」が竣工したと発表した。同物件は神戸市北区鹿の子台に位置し、交通アクセスと通勤利便性の両立を図った環境配慮型のドライ倉庫であるという。

同施設は、神戸電鉄三田線「道場南口駅」から徒歩圏、JR三田駅からもバス便がある立地で、周辺には既存の物流倉庫や商業施設が多く、雇用面でも利便性が高いとしている。物流面では、中国自動車道、山陽自動車道、六甲北有料道路の各インターチェンジが概ね5km圏内にあり、物流集積地である西宮北ICから約4.5kmと、配送拠点としても適した環境であるという。

施設の仕様では、梁下有効高さ5.5メートル、床荷重1.5トン/平方メートル、荷物用エレベーター2基(3.5トン)、垂直搬送機2基(1.5トン)、10トントラックバース20台、トラック待機所5台など、物流効率を高める設備を備えている。

また、太陽光発電システム50kWの導入やLED照明、断熱性の高いサンドイッチパネル採用など、環境負荷の低減にも取り組み、BELS認証6つ星を取得したという。

働きやすさの面では、木調デザインのエントランスホール、各階の男女トイレ、ドライバー用トイレや従業員休憩室を整備し、快適性と機能性の両立を図っているとのことだ。