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日産、次世代型太陽電池「カルコパイライト太陽電池」の実証開始 「見える再エネ店舗」へ

日産自動車は、神奈川県が実施する「次世代型太陽電池普及促進事業」(※1)の採択を受け、日産神奈川販売のR1東戸塚店において、次世代型の「カルコパイライト太陽電池」の実証実験を開始したと発表した。自動車販売店として国内初の取り組みとなるという。

「カルコパイライト太陽電池」の実証開始

同実証では、PXPが開発・提供する「薄く、軽く、曲げられる」という特性をもつ「カルコパイライト太陽電池」を店舗ガラス面やキャノピー(※2)の円柱部分などに設置。「見える再生可能エネルギー店舗」として、来店者が発電電力を体感できる環境を整備したとしている。

カルコパイライト太陽電池は、「薄く、軽く、曲げられる」という特性を備え、シリコン系では難しかったガラス面や曲面への設置が可能。

また、この特性を活かし、ガラス面だけでなくキャノピー柱のような円柱形状にも展開。丸みを帯びた形状への設置は県内初の試みであり、研究段階を超えて、店舗インフラの中で再エネをどう実装するかを検証するフェーズに踏み出した取り組みだとしている。

県内で初めて丸みのあるキャノピー柱へも設置

発電した電力は、店内ディスプレイの発電量表示や自動販売機の使用電力、スマートフォン充電器などに活用。発電の仕組みを体感できる「見える再エネ店舗」を実現したという。

自動販売機の使用電力としても活用

神奈川県は同実証について、「再エネの見える化と普及啓発」を目的とした生活者参加型のモデルケースと位置付けており、今後は発電量データの分析を通じて、さらなる利活用の可能性を探っていくとしている。

また日産は、同実証を通じて、太陽電池の設置場所や活用範囲を確認し、将来的に環境配慮型店舗の導入に繋げ、来店者に次世代型太陽電池の先進性と日産の環境への取組みを伝えていくとのことだ。

同事業は神奈川県、PXP、日産の三者連携により実施されており、地産技術の社会実装を進めるモデルとして、地域との協働による脱炭素社会実現への貢献を目指している。

(※1)次世代型太陽電池を多くの神奈川県民、事業者の方に知ってもらえる「見える化」を図る実証の取組等の経費の一部を県が補助する今年度創設された事業。

(※2)建物の出入口などに設けられる庇(ひさし)

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