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忘年会シーズン、幹事の7割が「店選び」に苦労 開催を希望場所に「オフィス飲み」が2位にランクイン

ノンピは、忘年会シーズンを目前に、忘年会の幹事に関する意識調査を実施し、結果を公表した。

■忘年会幹事の悩み1位は「お店選び」、40.50代の負担大

「忘年会で幹事を務めることを想定した場合、苦労すること・困りごとは何か」という問いに対して、「お店選び」が71.3%、「日程調整」が62.9%、「参加者集め」が51.9%となった。

忘年会で幹事を務めることを想定した場合、苦労すること・困りごと

年齢別の内訳を見ると、「お店選び」は50代で77.6%(全体比+6ポイント)、「日程調整」は40代で68.7%(全体比+6ポイント)、「参加者集め」は40代で64.2%(全体比+12ポイント)となり、40~50代の“ベテラン幹事世代”は他の世代よりも負担を強く感じている結果に。

年齢別の内訳

■希望する開催場所は1位が居酒屋、2位は”オフィス開催”

「忘年会で幹事を務める場合、どの場所で開催したいか」という質問に対し、「居酒屋・レストラン・バー」が91.6%で最多となり、次いで「オフィス・拠点内」が61.9%、「ホテル・結婚式場」が59.7%、「イベントスペース」が56.1%となった。

従来の定番であった居酒屋に続き、オフィス開催が2位に浮上している。

忘年会で幹事を務める場合、どの場所で開催したいか

■居酒屋「反対派」は「店探し」に苦労、女性・子育て世代で負担が顕著に

前問の「居酒屋・レストラン・バー、ホテル・結婚式場」について「開催したくない理由」を聞いたところ、「店探しが大変」が50.8%、「価格が高い」が43.9%、「予約を抑えるのが大変」が38.6%という結果に。

開催したくない理由

属性別に見ると、「店探しが大変」は女性が57.8%(全体比+7ポイント)、「価格が高い」は子育て層で1位となる50.8%(全体比+7ポイント)。

女性幹事は調整業務を担うことが多く、居酒屋開催への負担がより大きいこと、また子育て世代では「少しでも予算を抑えたい」という意向が強いことが明らかになった。

属性別

■オフィス忘年会のメリットは“準備が楽で、参加率が上がりやすい”

「オフィスで忘年会を開催するメリットは何か」という質問に対し、全体では「店を探す手間がない」「低予算で実施できる」「移動の手間がない」が上位となり、“準備の効率化”と“コスト削減”を重視していることが判明。

一方、オフィス開催経験者では「移動の手間がない」「店を探す手間がない」が上位2つとなり、実体験から利便性をより強く評価していることがわかった。

特に「移動の手間がない」「参加率が上がりやすい」は全体より10ポイント以上高く、参加しやすさが満足度向上に寄与していることが明らかに。

オフィスで忘年会を開催するメリット

■理想の忘年会は「店を何件も探す必要なし」「メニューのバリエーションが豊富」

「幹事として忘年会を開催するにあたり、以下の特徴をどの程度魅力的に感じるか」という質問に対し、「空いている店を何件も探す必要がない」が69.0%、「メニューのバリエーションが豊富」が67.4%、「人数確定・変更の手間が少ない」が67.1%という結果に。

この結果から、急な人数変更が起きやすい飲み会では、店探しの負担が少なく柔軟に対応できること、そしてメニューが豊富で場が盛り上がることが重視されていると同社は考察している。

幹事として忘年会を開催するにあたり、以下の特徴をどの程度魅力的に感じるか

<参考>
株式会社ノンピ調べ『忘年会の幹事に関する意識調査

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