スターバックス コーヒー ジャパンは、これまで店頭レジでの購入に限られていたフードロス削減プログラム「SAVE FOOD」について、全国の店舗で順次、Mobile Order & Pay(モバイルオーダー&ペイ)による購入が可能になったと発表した。

同プログラムは、2021年8月より導入された取り組みで、当日のドーナツやケーキ、サンドイッチなどのフード商品の各店舗の在庫状況に応じて、閉店3時間前をめどに20%OFFにて販売するもの。
同取り組みにより発生した売上の一部は、認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえに寄付されているという。
今回のモバイルオーダー対応により、利用者の利便性が向上し、より多くの顧客がプログラムに参加しやすくなるとしている。また、売上の一部を寄付することで、こども食堂の運営支援に貢献するとしている。
むすびえへの寄付は2022年度から開始され、新潟県では地域ネットワーク団体「新潟こども食堂・居場所ネットワーク にこねっと」が発足するなど、こども食堂同士の連携強化に貢献しているという。
さらに、2024年に発生した能登半島地震の復興支援として、石川県内のこども食堂のネットワーク支援事業にも活用され、地域のつながりと支え合いの輪が広がっているとのことだ。
同社は今後も、リソースポジティブカンパニーを目指し、食品廃棄物の削減に取り組むとともに、誰もが心豊かに過ごせる持続可能な社会の実現に貢献していくとしている。
■Mobile Order & Payでの注文のフロー
Mobile Order & Payの画面で店舗を選択すると、同プログラムを実施中の店舗の場合、対象商品に「SAVE FOOD」のマークが表示され(※)、画面上で注文可能。注文が完了すると、画面上にプログラムへの参加に対する感謝のメッセージも表示されるとのことだ。

※当日の各店舗の在庫状況に応じて、実施有無・開始時間が異なる。
※店頭レジでの注文における「SAVE FOOD」開始と、Mobile Order & Payにおける「SAVE FOOD」開始には時間差が生じる可能性がある。
