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クロス・マーケティングは、全国20歳~69歳の男女を対象に「ブラックフライデーに関する調査(2025年)」を実施し、その結果を公表した。
■ブラックフライデーの認知は85.8%。買い物経験者は39.7%
調査の結果、ブラックフライデーの認知率は85.8%で、買い物経験がある人は39.7%だった。
年代が上がるにつれてブラックフライデーの認知率は高く、50代・60代では9割を超えることがわかった。また、ブラックフライデーでの買い物経験は、30代・40代で4割を超え、他の年代よりも高い傾向に。

■今年のブラックフライデーで購入予定のTOP3は「食料品・飲料・アルコール類」「ファッション・衣類・靴・バッグ」「日用雑貨・消耗品」
購入予定のジャンルでは、「食料品・飲料・アルコール類」は女性40~60代で高く、「デジタル家電・PC・ガジェット」は男性10~30代で多いことが判明した。
また、男性はブラックフライデーで「購入するつもりはない」と回答した割合が高く、女性よりもセールに対する関心が低い傾向に。

■購入予定の場所は「総合ECサイト・通販」が最多
ブラックフライデーで購入を予定している場所は「総合ECサイト・通販」が51.8%で最多だった。50代は60.3%と特に高かった。一方、30代は「ショッピングモール」「食品スーパー」で買い物をする人が多いことが明らかになった。

■買い物の理由は「日常使い(まとめ買い・買いだめ)」が最多
ブラックフライデーで買い物をしようと考えている理由・目的は、「日常使い(まとめ買い・買いだめ)」が46.3%で最も高く、続いて「自分へのご褒美」となった。「自分へのご褒美」目的で買い物をする人は30代で高く、4割を超えた。
また、20代・30代は「ストレス解消」や「プレゼント」目的で買い物をする人が他の年代よりも高い傾向に。

■セールで魅力的だと感じ始める割引率は平均で40%オフ程度
セールで魅力的だ(買いたい)と感じ始める割引率は、「ファッション・衣類」「インテリア・家具」「電化製品」「美容・化粧品」「食品・日用品」の4ジャンルいずれも平均で40%オフ程度だった。
特に「ファッション・衣類」「インテリア・家具」では、魅力的な割引率として「50%オフ」がボリュームゾーンとなった。

【調査概要】
調査手法:インターネットリサーチ(クロス・マーケティング セルフ型アンケートツール「QiQUMO」使用)
調査地域:全国47都道府県
調査対象:20~69歳の男女
調査期間:2025年11月21日~11月23日
有効回答数:本調査1,100サンプル
※調査結果は、端数処理のため構成比が100%にならない場合がある。
<参考>クロス・マーケティング『ブラックフライデーに関する調査(2025年)』
