Imakoが運営するカフェ混雑情報マップ「imako(いまこ)」は、カフェ利用者145名を対象に「カフェ混雑実態アンケート」を実施し、結果を公表した。

■カフェ利用者の97%が満席で入店を諦めた経験ありと回答

カフェ利用者145名に「入りたいカフェが満席で入店を諦めた経験はあるか」と聞いたところ、97%が「ある」と回答した。満席問題はもはや例外的な出来事ではなく、カフェ利用における日常的な課題となっていることが明らかに。

入りたいカフェが満席で入店を諦めた経験はあるか

■平均2~3軒回ってようやく入店できる実態が明らかに

満席経験者138名に「平均何軒目でカフェに入店できるか」と聞いたところ、約9割が複数店舗を回る必要があり、「カフェ探し」が利用者の負担となっている実態が明らかになった。

平均何軒目でカフェに入店できるか

■約8割が「最終的にカフェの利用を諦めた」経験ありと回答

さらに、満席経験者の80%が「満席に遭遇した際、最終的にカフェ利用自体を諦めた経験がある」と回答した。満席問題は単なる不便ではなく、利用機会の完全な損失につながっていると同社は分析している。

満席に遭遇した際、最終的にカフェ利用自体を諦めた経験があるか

■利用者が抱える深刻な悩み

「カフェに入れなかった場合に困ったこと」を自由回答で聞いたところ、「単にストレスを感じた」「友人との時間が削られた」などの声が寄せられ、精神的・身体的負担や対人関係への影響といった深刻な課題が浮き彫りになった。

さらに、下図のような具体的な体験談もあがった。

【左】カフェに入れなかった場合に困ったこと、
【右】自由回答

<参考>
Imako『カフェ混雑実態アンケート