エフピコとゆめマート熊本は、持続可能な社会の実現を目指し、店舗を発着点とする「ストアtoストア」の水平リサイクルを強化すると発表した。対象は、ゆめマート熊本の24店舗とサニーの70店舗を合わせた計94店舗となる。

エフピコ・ゆめマート熊本、「ストアtoストア」の水平リサイクルを強化

ゆめマート熊本では、地域住民の協力のもと、店舗に設置された回収ボックスで使用済み食品トレーやペットボトルを回収している。回収された資源はエフピコにより再資源化され、「エコトレー」などのエコ製品(※)へと再生されるという。

再生されたエコ製品は、再びゆめマート熊本の売り場で使用され、店舗を発着点とした「ストアtoストア」の水平リサイクルが実現するとのことだ。

また両社は、地域社会と共に環境意識を育むため、店舗での環境イベントも企画している。リサイクルの重要性や食品ロスの削減などをテーマに、参加者が楽しみながら環境に配慮した行動を学べる機会を提供していくという。

さらに、水平リサイクルの参加を促すために、「エコストア協働宣言ポスター」を店頭に掲示する取り組みも進めるとのことだ。

両社は、これらの協働を通じて、地域社会と共に環境への負荷を減らし、持続可能な社会の実現に貢献するとしている。

(※)回収された資源を原料とする「エコトレー」、「エコAPET」、「エコOPET」