九州旅客鉄道は、佐賀県鳥栖市曽根崎町にて、新たな物流施設「LOGI STATION鳥栖Ⅰ」の建設工事に着手すると発表した。

JR九州、佐賀県鳥栖市に物流施設「LOGI STATION鳥栖Ⅰ」着工

同施設の建設地は、九州の交通の要所である九州自動車道「鳥栖インターチェンジ」から約2キロメートル、九州自動車道「小郡鳥栖南スマートインターチェンジ」から約1.5キロメートルの位置にある。

また、主要幹線道路である国道3号に面しており、「鳥栖ジャンクション」を経由することで九州全域への輸送が可能な、広域物流拠点として高い需要が見込まれるエリアだという。

同施設は地上2階建て、延床面積16,253平方メートルとなる計画で、両面にトラックバースを配置し、大型車30台が同時に接車可能。さらに、ドックレベラー、垂直搬送機4基、荷物用EV2基を実装した計画となっている。

同社は今後も、積極的な投資を通じて物流不動産事業のさらなる成長と拡大を図るとともに、魅力的なまちづくりを実現していくとしている。

■概要

所在地:佐賀県鳥栖市曽根崎町1070
敷地面積:約15,733平方メートル(約4,759坪)
延床面積:約16,253平方メートル(約4,916坪)
構造規模:鉄骨造 地上2階建
着工:2025年11月
竣工:2027年1月(予定)
地図:

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