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アドバンが運営する画像×ポイ活アプリ「ポイシャ」は、主要ファッションブランドを対象に「コスパ(経済的)」「映え(SNS好感度)」の2軸から評価するインターネット調査を実施し、結果を公表した。

1.「みんなが知ってる定番」と「知る人ぞ知る映えブランド」で二極化
合計2,647名を対象に、主要ブランドの認知度を比較したところ、UNIQLO(92.28%)・しまむら(91.46%)・GU(89.06%)が9割前後のスコアで、「誰もが知っている定番ブランド」として圧倒的な存在感を示す結果に。
続くH&M(84.40%)、ZARA(63.04%)も一定の認知を獲得している一方で、ワールド(44.73%)GRL(30.17%)やCIDER(22.18%)は全体ではまだ「知る人ぞ知るブランド」というポジションにとどまっている。
一方で、こうした新興・SNS発ブランドは、認知度こそ大手に及ばないものの、前述の通り「映え」評価では高い支持を得ており、「認知度はこれから伸びる余地が大きいが、ファンの熱量は高い」新世代ブランドとして今後の動向が注目されると同社は考察。

2.「コスパ最優先」派の定番はしまむら・GU・ユニクロ
合計1,325名を対象に調査した結果、しまむら(コスパ66.64%/映え33.88%)、GU(62.67%/36.18%)、UNIQLO(62.73%/37.74%)が、「コスパが良い」と感じる割合が平均を大きく上回る一方、「映え」評価は控えめという結果に。
この傾向から、「見た目よりも価格・品質のバランス」を重視する実用志向層が根強いことがうかがえる。
特にGUやユニクロはベーシックなデザインと機能性を評価する声が多く、「SNS映え」よりも「日常で使いやすいファッション」を選ぶ消費者が支持を集めていることがわかった。

3.「映え重視」派の支持を集めるのはCIDER・GRL・ZARA・H&M
合計1,325名を対象に調査した結果、「コスパよりも映えを優先するブランド」として注目されたのは、CIDER(映え45.48/コスパ53.40%)、GRL(46.8%/50.09%)、ZARA(43.7%/50.58%)、H&M(40.48%/53.2%)の4ブランド。
いずれも「SNSで映える」「デザインが可愛い」といったビジュアル評価が高く、「自分らしさを表現できる服」を求める層から支持を集めている結果となった。

【調査概要】
調査機関:同社調査(アドバン)
調査方法:インターネット調査(ノウンズ「knowns」)
評価尺度:「コスパが高い」「映える」と回答した割合(%)
集計方法:ブランドごとに回答の平均値を算出し、全体平均(コスパ54.5%/映え40.2%)を基準に四象限で分類
対象エリア:日本全国
対象者:
認知度調査:全国の男女2,647人
イメージ調査:全国の男女1,325人
調査期間:2025年7月1日~9月30日
<参考>
ポイシャ(アドバン)『「コスパ(経済的)」「映え(SNS好感度)」の2軸から評価するインターネット調査』
