無印良品、「ルームフレグランススプレー」一部商品を自主回収　製造工程の不備で雑菌類を検出

無印良品を展開する良品計画は、2024年9月以降に発売した「ルームフレグランススプレー」の一部商品において、製造工程上の不備により雑菌類が検出されたとして、対象商品の自主回収を実施すると発表した。

同社によると、検出された菌はいずれも日常生活環境下に存在するものであり、通常の使用において健康被害が生じる可能性は極めて低いという。現時点で健康被害の報告はないが、顧客の安全を最優先に回収を決定したとしている。

また、万全を期すため、当該商品と同一工場で製造されたルームフレグランススプレー全品を回収対象とするとのことだ。

なお、対象外の商品については安全確認を実施済みであり、引き続き使用可能としている。対象外には、製造工場が異なるルームフレグランススプレーのほか、「インテリアフレグランスオイル」および「エッセンシャルオイル」なども含まれている。

回収対象商品を所持している場合は、使用を中止し、ウェブフォームまたはフリーダイヤルで回収を申し込むよう呼びかけている。申し込み後は自宅への回収を行うほか、最寄りの無印良品店舗でも受け付けるとしている。

返金対応については、いずれの回収方法でも商品代金を返金するとしており、レシートの提示は不要。問い合わせ窓口は、フリーダイヤル（0120-364-363）で9時30分～17時00分に受け付ける。2025年11月30日までは土日祝日も対応するが、12月1日以降は平日のみの対応となる。