首都圏物流グループは、長野県に新たな物流拠点「長野センター」を開設したと発表した。

長野県に新たな物流拠点「長野センター」を開設

同センターは、今年開設した「金沢センター」「名古屋センター」に続く戦略的拠点であり、全国ネットワークのさらなる強化を目的としている。

日本海側と太平洋側の主要拠点、そして首都圏を結ぶ「ネットワークの結節点」として、輸送ルートの複線化を実現し、災害時など不測の事態における事業継続性(BCP)の向上に寄与するとのことだ。

また、トラックドライバー向けの宿泊施設やシャワールームを併設しており、長距離輸送の中継拠点として、深刻化する物流業界の2024年問題への対応を図るとともに、ドライバーの労働環境改善にも取り組んでいるという。

さらに、幹線輸送だけでなく長野県内の集配拠点として、地元企業のビジネスを物流面から支援し、地域経済の発展に貢献していくとしている。

同グループは今後、これまでの東日本エリアを中心とした輸配送ネットワークを西日本エリアへと強化・拡充し、物流を通じて地域社会の発展に貢献していくとのことだ。

■「長野センター」概要

名称:首都圏物流 長野センター
所在地:長野県長野市若里3-21-14
営業開始:2025年10月27日