東急は、駅利用者の利便性向上を目的に、多機能ロッカー「マルチエキューブ」を田園都市線・東横線などの計4駅(渋谷駅、駒沢大学駅、武蔵小杉駅、大岡山駅)に設置すると発表した。渋谷駅では10月24日から稼働を開始し、他駅でも順次導入を進めるとのことだ。

田園都市線渋谷駅など4駅に多機能ロッカー「マルチエキューブ」導入

「マルチエキューブ」は、JR東日本スマートロジスティクスが開発した次世代型ロッカーで、荷物の「預入」「受取」「発送」「予約」を1台で行えるという。通常のロッカー利用に加え、専用Webサイトからの事前予約も可能。

渋谷駅では、10月25日以降、東京都23区内および浦安市内のホテルに荷物を当日配送する「ロッカーホテル即配サービス」を開始する。このサービスにより、観光客は荷物を預けたまま観光を楽しめる「手ぶら観光」が可能となる。また、武蔵小杉駅では荷物の受取・配送サービスを順次提供するとのことだ。

■設置概要

設置駅と場所:
・渋谷駅(田園都市線):地下2階A4出口階段付近(1セット31口)
・駒沢大学駅(田園都市線):改札内精算機付近(1セット14口)
・武蔵小杉駅(東横線・目黒線):南口改札外ATM付近(1セット24口)、南口改札外東急ストア付近(1セット24口)
・大岡山駅(目黒線・大井町線):改札内トイレ横(1セット21口)

設置駅と場所

営業開始日:
・渋谷駅:2025年10月24日
・武蔵小杉駅:2025年11月1日
・駒沢大学駅:2025年11月7日
大岡山駅:2025年11月15日

利用対象:
一般利用者(登録不要)およびマルチエキューブ会員

営業時間:
始発~終電

利用料金:
SS=300円/S=500円/M=600円/L=900円(1日単位)

ホテル即配サービス料金:
S=2,500円、M=2,600円、L=2,700円(プレミアム会員は各500円引き)

決済方法(予定):
交通系ICカード、QRコード、クレジットカード