ファミマフードドライブ、食品寄付が累計500トンを突破 地域の食支援と食品ロス削減に貢献
ファミリーマートは、家庭で余った食品を店舗で受け付ける「ファミマフードドライブ」において、2025年8月末時点で、寄付された食品の累計が500トンを突破したと発表した。これは、おむすび約500万個に相当する量だという。
同社は、地域の食支援と食品ロス削減を目的に、2021年4月より「ファミマフードドライブ」を開始。全国の店舗を食品寄付の回収拠点とし、集まった食品は、各地のNPOや社会福祉協議会などの協力パートナーを通じて、支援を必要としている人々に提供している。
2025年8月末時点で、全国4,746店舗が同取り組みに参加しており、連携する協力パートナーは653団体にのぼるという。
今回の寄贈量500トンの達成には、店舗での来店者からの食品提供に加え、他企業からの賛同による寄贈や、サプライチェーン上で発生する余剰品の提供も含まれているとのことだ。
また、今回の500トン突破の背景には、より多くの人々に活動を身近に感じてもらうための試みもあり、その一つが「PEANUTS」コミックスに登場するキャラクター「スヌーピー」とのコラボレーションだという。
2025年9月、東京都町田市内のファミリーマート5店舗およびスヌーピーミュージアム併設カフェに、スヌーピーコラボ限定デザインの寄付受付BOXを設置。
10月31日まで食品を寄付し、寄付受付BOXに表示されているQRコードからアンケートに回答すると、スヌーピーのオリジナルスマホ壁紙をプレゼントするキャンペーンも実施しているとのことだ。
同社は今後も、さらなる食支援の輪を広げるために同取り組みを拡大し、持続可能な社会の実現に貢献していくとしている。