Airbnbは、「Airbnb体験」の参加前から参加後にわたってゲスト同士がつながり、交流できるソーシャル機能を新たに導入したと発表した。

Airbnb、ゲスト同士の交流を深めるソーシャル機能を新たに導入

同機能では、「参加メンバーの事前確認」「ダイレクトメッセージ(DM)」「プロフィール上のつながり表示」といった機能を実装。体験予約時には、他の参加者の出身国を確認でき、体験後もアプリ内でのDMを通じて連絡を継続することが可能になるという。

また、出会ったゲストとのつながりはプロフィール上に記録され、再交流のきっかけとして活用できるとしている。

同機能を利用する上で、ユーザー自身がどの体験でプロフィールを共有するかを選択できる仕様となっている。自分にメッセージを送信できる相手や「つながり」セクションでの自分のプロフィールの表示方法を個別で管理できるとのことだ。

あわせて、ホリデーシーズンに向けて複数の新機能も公開。検索機能の強化により、条件に近い別の宿泊施設や近隣都市の物件が表示されるほか、地図機能の改良で周辺の観光地やレストランなどを簡単に絞り込めるようになるという。

支払い面では「今すぐ予約、後から払い」のオプションが導入され、対象となる宿泊施設を前払いなしで予約が可能となる。米国で先行展開されていたが、今後は国内外の旅行でも利用できるようになるとしている。

さらに、AIを活用したサポート機能も拡充され、予約変更やキャンセルなどをチャット内で完結できるようになるという。対応言語は英語、スペイン語、フランス語に拡大され、米国、メキシコ、カナダのユーザーが対象となる。

ホスト向けの新機能としては、特定日付に対応したキャンセルポリシーの設定、料金ヒントの拡充、ホスティング収入を可視化するダッシュボードの刷新などが挙げられる。

同社では、旅行体験における人との出会いの価値を強調しており、今回の機能拡張はその一環だとしている。