三井物産都市開発は、宮城県仙台市で開発を進めてきた物流施設「LOGIBASE 仙台」が竣工したと発表した。

「LOGIBASE 仙台」が竣工

同物件は、同社にとって東北エリアでの物流施設開発第1号案件となるもので、2024年11月に着工。仙台駅から約7キロメートルの距離に位置し、市街地からのアクセスも良好だという。

また、東北・関東への大動脈となる仙台東部道路・国道45号まで10分圏内でアクセスできる立地を活かし、仙台市内だけでなく、東北・関東エリアへの広域配送にも適しているとのことだ。

さらに、仙台港、仙台空港も配送圏内にあり、陸・海・空の多様な輸送モードを活用できる拠点として優位性を持つとしている。

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位置図

建物はS造・地上4階建てで、延床面積は13,776平方メートル。1棟使いに適した大きさで企画・設計されており、効率的な物流運営が実現できる施設となっている。

同社は今後も、三井物産グループの国内不動産開発事業を担う会社として、企業活動のニーズに応える物流施設の適地を見定め、物流施設開発事業を進めていくとしている。

■建物概要

所在地:宮城県仙台市宮城野区扇町七丁目3-11
アクセス:仙台東部道路「仙台東」ICから1.9キロメートル
敷地面積:6,730平方メートル(2,035坪)
延床面積:13,776平方メートル(4,167坪)
規模・構造:S造・地上4階建
着工:2024年11月
竣工:2025年9月
設計・施工:鴻池組