イオンタウンは、愛知県名古屋市にあるショッピングセンター「イオンタウン千種」を10月17日にリニューアルオープンすると発表した。商業施設初出店やイオンタウン初出店となる店舗を含む16店舗が新たに出店し、全81店舗のうち計39店舗を刷新する。

イオンタウン千種は、2005年5月の開業以来20周年を迎えた商業施設。今回のリニューアルは、国立大学法人名古屋工業大学との共同研究に基づき、地域とショッピングセンター(SC)の新たな関係性を模索する取り組みの一環として行われたもの。イオンタウンも参画する「鶴舞・千種エリアマネジメント協議会」での活動成果を活かし、地域社会との共生をテーマとした新たなコンセプト「地域とつながる“Social Store(ソーシャルストア)”」を掲げている。
施設デザインは、名古屋工業大学の伊藤孝紀准教授が監修を担当し、屋外広場と館内を一体化した空間構成により、地域住民が自然に交流できる場所を目指したという。
リニューアル後の施設では、日常の買い物だけでなく、「過ごす」「集う」「学ぶ」「挑戦する」場としての機能を強化。趣味や地域活動を通じたコミュニケーションの機会を創出し、地域住民の生活と活動の拠点となることを目指すとしている。
イオンタウン千種は、名古屋市千種区千種2丁目に位置し、敷地面積は約3万800平方メートル、延床面積は約4万4,600平方メートル。核店舗は「マックスバリュグランド千種若宮大通店」で、24時間営業に対応する。