トキハナは、インターネットリサーチで20〜40代の男女380人を対象に結婚式に関する調査を実施し、結果を公表した。

■「ご祝儀が負担なら結婚式を欠席してもよい」は6割が賛成

「ご祝儀が負担なら結婚式を欠席してもよい」という風潮について聞いたところ、賛成(61.5%)が過半数を占め、反対(11.5%)を大きく上回った。

特に20〜30代では賛成派が多く、世代が若いほど従来の慣習よりも「合理性」を優先する姿勢が見られる。一方で「どちらともいえない」と回答した人も27.0%存在し、「慣習」と「負担」の間で揺れる現代的な価値観が浮き彫りになった。

「ご祝儀が負担なら結婚式を欠席してもよい」という風潮についてどう思うか

■結婚式参加の最大のハードルは「ご祝儀」

結婚式参加の最大のハードルを聞いたところ、最も多かったのは「ご祝儀(27.4%)」で、次いで「服装や準備(24.4%)」「時間(20.0%)」が続いた。金銭的負担が、参加を左右する大きな要因となっていると同社は推測している。

結婚式参加最大のハードルは何か

■招待されたら「参加しなければならない」と感じる人は約半数

さらに、「結婚式に招待されたら参加しなければならない」というプレッシャーを感じたことがあるかを聞いたところ、47.1%が「ある」と回答。「本当は参加したいが負担が大きい」と感じている人が多く存在することが明らかに。

「結婚式に招待されたら参加しなければならない」というプレッシャーを感じたことがあるか

■主催者側も「ゲストの負担を意識して招待を控えた経験」あり

一方で主催者側も、48.5%が「ゲストの負担に気を遣って、招待状を送らなかった経験がある」と回答。ゲストだけでなく、新郎新婦にとっても「招待の強制力」は心理的な壁になっていることが分かった。

さらに、同社が以前行った調査(※)では、不参加の返信を受け取った際の主催者の気持ちについて、38.7%が「特に何も思わない」、53.8%が「仕方ない」と回答。

ゲスト側が「参加しなければいけない」と強く感じる一方で、主催者は「不参加でも気にしていない」ケースが大半であり、両者の間に認識のズレが存在していることも浮き彫りになった。

ゲストの負担に気を遣って、招待状を送らなかった経験があるか

<参考>
トキハナ『結婚式に関する調査
(※)過去調査:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000106.000027297.html