公益社団法人ピースボート災害支援センター(以下、PBV)は、石川県輪島市で「FOOBOUR -わじま港-」をスタートすると発表した。

石川県輪島市でひとり親家庭支援キッチンカー「FOOBOUR -わじま港-」始動

PBVは、平常時のひとり親家庭の子どもへの食の支援と、災害時の緊急支援を途切れなく実現する「FOOBOUR(フーバー)」プロジェクトを実施。

「FOOBOUR」プロジェクトでは、「いつも(平常時)」はひとり親世帯(100〜200世帯/月)へ、食料品・日用品などを提供し、「もしも(災害時)」のときには日本国内の被災地にて、温かい食事(最大2,000食/日)を届けているという。

キッチンカーを活用した「FOOBOUR(フーバー)」プロジェクト

キッチンカーを活用した「FOOBOUR」プロジェクトは、2024年1月の「能登半島地震発災」の際に、石川県珠洲市で避難所や福祉施設、孤立集落などで食事や物資支援を実施。

そして今回、石川県輪島市でひとり親家庭への支援を行うキッチンカーとして「FOOBOUR -わじま港-」をスタートするとのことだ。

「FOOBOUR -わじま港-」は10月から運用開始を予定しており、支援を必要とするひとり親家庭が、時間や人目を気にせず24時間都合が良いときに、車内に保管されている寄贈品(食品・日用品)を無料で持ち帰ることが可能だという。

また、9月21日の「設置お披露目会」では、実際にキッチンカーの車内を閲覧できるとのことだ。

「FOOBOUR -わじま港-」設置お披露目会概要

日時:2025年9月21日10:00~10:30
場所:ふれあい健康センター裏側駐車場(石川県輪島市河井町 2-287-1)