Notion Labsは、コラボレーションソフトウェア「Notion」に組み込まれたAIエージェント「Notion AIエージェント」の提供開始を発表した。
なお、Notion AIエージェントを含む「Notion 3.0」の発表は、サンフランシスコで開催中の年次イベント「Make with Notion」で行われたとのことだ。

「Notion AIエージェント」は、業務遂行をサポートするだけでなく、実際のチームメンバーのように仕事を最後まで遂行する新しいAIの機能だという。
AIエージェントにより、ワークスペースに蓄積された知識を活用して、会議の調整や文書作成、繰り返しのタスクなどの作業を大幅に効率化。
また、新しいMCPにより、CursorやClaudeなどの外部AIツールからNotionワークスペースに直接アクセス可能なほか、Microsoft Teams、SharePoint、OneDrive、Gmailとの連携機能も拡張され、より包括的な分析のためのウェブ検索機能も利用可能に。
ウェブ上の情報からも適切なコンテキストを取得することで、プロジェクト管理ポータルの構築、資料作成、データベース更新、定期報告書の自動生成などを簡単に行うことができるとしている。
なお同社は、AIエージェントの追加機能として、特定の業務フローを自動化する専用のAIチームメイトを作成できる「カスタムエージェント」の公開も予定。
顧客フィードバックを週次レポートにまとめるエージェントやナレッジベースを最新の状態に保つエージェントなどが作成可能で、毎回指示をしなくても、スケジュールやトリガーに基づいて自動的に実行するように設定できるようになるとのことだ。