プロロジスは、岩手県金ケ崎町においてBTS型物流施設(特定企業専用物流施設)「プロロジスパーク北上金ケ崎2」の開発を決定したと発表した。

同施設は、東北自動車道「北上金ヶ崎IC」に隣接する43,300平方メートルの敷地に開発予定。至近の北上JCTは秋田自動車道が交わり、盛岡・仙台・秋田といった主要都市へ1~2時間でアクセスが可能だという。
また、周辺10キロメートル圏には半導体・日用品・自動車メーカーが集積した工業団地があり、サプライヤーの門前倉庫としての需要も見込まれているとのことだ。

規模や階数、棟数などの施設設計は、入居企業の要望に合わせて行う予定で、保管場所の需要が急増している化粧品やアルコール類などに対応したHAZMAT(危険物倉庫)を敷地内に併設可能。
また、重量物に耐えうる床の仕様、低床バースの採用、天井クレーン設置、庫内空調およびマテハンやロボットなど、省人化に対応した施設設計も可能。外構部分についても、専用待機場や洗車場など入居企業の要望に合わせた設備設置が可能だとしている。
防災・BCP(事業継続計画)対策としては、緊急地震速報システムや災害用無線機「ハザードトーク」の導入を計画。環境負荷低減への取り組みとして、施設屋根面に太陽光発電設備の設置も検討しているとのことだ。
また、隣接地の「プロロジスパーク北上金ケ崎」を含め、多くの施設従業員が利用可能な乗用車用駐車場を整備し、利便性の高い職場環境を提供するとしている。
■「プロロジスパーク北上金ケ崎2」計画概要
名称:プロロジスパーク北上金ケ崎2
構造:地上1~2階建 予定(※)
計画敷地面積:約43,300平方メートル(約13,100坪)
計画延床面積:2棟で設計された場合、最大約41,500平方メートル(約12,500坪)(※)
着工:未定
竣工予定:未定
(※)入居企業の要望に応じて設計予定