阪急阪神不動産は、大阪市淀川区において物流施設「ロジスタ大阪淀川」の新築工事に着手すると発表した。

同社物流施設ブランド「ロジスタ」としては大阪市内初の物件で、2025年10月に着工し、2027年2月末の竣工を予定しているという。
同施設は、阪神高速11号池田線「豊中南IC」や名神高速「豊中IC」から約7.2kmの距離にあり、国道423号にも近接していることから、関西広域への配送のみならず、大阪市中心部への“ラストワンマイル配送”にも適した立地としている。
また、最寄り駅からも徒歩圏内で、雇用確保にも有利な環境としている。

同施設は、地上5階建て(倉庫4層、事務所1層)で、1階には10トントラック20台分のバースを東西に配置し、高い荷物取扱効率を実現。最大2テナントの入居が可能で、荷物用エレベーターや垂直搬送機、天井高5.5mの大空間など、高い汎用性を備える仕様となっている。
共用部には、従業員用のラウンジやトラックドライバーの休憩室などを設けることで、従業員の利便性や快適性の向上を図っているとのことだ。

環境面では、LED照明や高効率空調設備を導入し、「ZEB Ready」認証の取得を予定しているという。
■施設概要
所在地:
大阪府大阪市淀川区十八条2丁目213外(地番)
交通:
・阪神高速11号池田線「豊中南IC」から約7.2km
・名神高速道路「豊中IC」から約7.2km
・大阪メトロ(地下鉄御堂筋線)「東三国駅」から徒歩20分
・阪急電鉄(宝塚線)「三国駅」から徒歩20分
敷地面積:
約7,700平方メートル(約2,300坪)
延床面積:
約17,000平方メートル(約5,200坪)
構造・規模:
S造・地上5階(倉庫4層、事務所のみのフロアが1層)
施設タイプ:
ボックスタイプ(荷物輸送トラックが地上階に設置されたトラックバースに接車し、垂直搬送機等の利用により2階以上のフロアに荷物等を搬送する物流施設)
竣工:
2027年2月末(予定)