八木建設は、埼玉県久喜市において「DVC久喜物流センター新築工事」を着工したことを発表した。

DVC久喜物流センターの完成予想パース(全体)

同施設は、加須・久喜両インターから30分圏内の立地を活かして今後の流通需要に応える計画となっており、竣工は2026年9月を予定。EC拡大で高まる地域の物流ニーズに対応するとしている。

倉庫は東西に分割し、2つのトラックバースを各社が専用利用できるよう計画。エレベーターを備え、荷物の搬出入を効率化し、さらにトラックバースには庇を設置。ドライバーが快適に待機できる環境を整えているという。

同社は、創業以来の強みである「工場・倉庫建築」「自社設計施工」により、効率的かつ持続可能な物流インフラを構築するとのことだ。

DVC久喜物流センターの完成予想パース(東側部分・西側部分)

■施設概要

名称:DVC 久喜物流センター
所在地:埼玉県久喜市高柳字溜井2927番地1他10筆
敷地面積:5,846.82平方メートル
建築面積:3,900平方メートル
延床面積:7,090平方メートル
構造:倉庫棟/鉄骨造2階建、事務所棟/木造2階建
主要用途:賃貸用倉庫
アクセス:
東北自動車道/加須インターチェンジ約4.5キロ、久喜インターチェンジ約7.0キロ
圏央道/幸手インターチェンジ8.3キロ、五霞インターチェンジ8.2キロ
宇都宮線/東武伊勢崎線「栗橋駅」約2.0キロ
工期:2025年8月着工、2026年9月竣工予定