日鉄興和不動産は、物流施設「LOGIFRONT」シリーズを展開しており、愛知県名古屋市において中部圏第2弾となる「(仮称)LOGIFRONT名古屋守山」を着工したことを発表した。
同施設は、2027年1月末の完成に向けて開発を進めていくとしている。

同施設は、名古屋市守山区に所在し、名古屋第二環状自動車道「勝川」ICより約5キロの場所に位置。
大型車両と一般車両、歩行者および自転車の出入口を分離し、安全性に配慮した動線計画とされており、1階に両面バースを備えた地上4階建てBOX型の施設として、最大4分割でも利用可能な汎用性のある平面計画となっているという。
外観は、断熱性・耐震性・美観に優れた金属断熱サンドイッチパネルを採用し、モノトーン調を基調にデザイン。昇降設備は荷物用エレベーター・垂直搬送機をそれぞれ4基標準装備とし、上下階の荷物の搬送に十分な能力が確保されているという。
また、「地球環境への配慮」への取り組みとして、「LOGIFRONT 名古屋みなと」「LOGIFRONT 尼崎V」に続き、グループ会社である日本製鉄と協働して、同社が提供するマスバランス方式を適用したグリーンスチール「NSCarbolex(R)Neutral」を、鉄骨H形鋼の一部に採用。
また日本製鉄の高機能製品・ソリューション技術「NSCarbolex(R)Solution」に内包される建築ソリューション「ProStruct(R)」も併せて採用。これらの製品およびソリューションにより、同施設において鉄鋼生産から施工時におけるCO2排出量を削減できる見込みとなっているとのことだ。
■「(仮称)LOGIFRONT名古屋守山」計画概要
名称:(仮称)LOGIFRONT名古屋守山
所在地:愛知県名古屋市守山区幸心三丁目1601~1603(地番)
交通:
名古屋第二環状自動車道「勝川」IC約5キロ
JR中央本線「新守山」駅 徒歩14分
敷地面積:18,338.63平方メートル(5,547.43坪)
延床面積:37,480.32平方メートル(11,337.79坪)
構造・階数:S造・4階BOX型
設計・施工:日本国土開発株式会社
スケジュール:2025年9月着工、2027年1月末竣工予定