西日本鉄道は、佐賀県鳥栖市に賃貸用物流施設「MID LOGI鳥栖」を9月に着工し、2026年10月に竣工予定だと発表した。
同施設は、同社初となる賃貸用物流施設とのことだ

九州自動車道「鳥栖インターチェンジ」から約1km、国道3号線沿いに位置し、福岡県・長崎県・大分県・熊本県方面へのアクセス性が高いほか、福岡空港や九州佐賀国際空港、博多港へのアクセスも良好であることから、陸海空の各輸送手段に対応できる拠点だとしている。
また、JR鹿児島本線「弥生が丘駅」から徒歩約10分と、通勤利便性にも優れていることから、労働力の確保も期待できるとのことだ。

同施設は、鉄骨造地上3階建てで1棟貸を想定しており、トラックバース9台、駐車場39台、駐輪場18台を整備し、荷物用エレベーター1台と垂直搬送機2台を設置することで、倉庫内の効率的な搬送を可能にするという。
また、同施設は快適な室内環境と省エネ性能を両立した建物として、「ZEB Ready」認証を取得予定としている。
■施設概要
所在地:
佐賀県鳥栖市永吉町字土取598-5他
交通:
九州自動車道「鳥栖インターチェンジ」から約1km(車で約2分)
JR鹿児島本線「弥生が丘駅」から約800m(徒歩で約10分)
博多港など福岡市中心部まで車で約30分
敷地面積:
7,271平方メートル(2,200坪)
賃貸面積:
10,307平方メートル(3,118坪)
構造・規模:
鉄骨造・地上3階建て・床荷重1.5t/平方メートル・梁下有効高さ5.5m
駐車台数:
トラックバース9台・トラック待機場3台・乗用車駐車場39台(普通車37台、軽1台、HC用1台)・駐輪場18台