フージャースコーポレーションは、「宇都宮駅西口大通り南地区第一種市街地再開発事業」の市街地再開発組合設立が宇都宮市長より認可され、8月26日に設立されたと発表した。同社は引き続き、参加組合員として事業に参画する。

完成予想イメージ

同事業は、JR宇都宮駅西口の駅前広場に面した約3,100平方メートルの敷地において、分譲マンション・商業・業務・駐車場を一体的に開発するもの。高層棟には住宅を整備し、低層棟には商業施設やオフィス、クリニックを配置することで、駅前広場と連続するにぎわい空間を形成する計画である。

外観デザインには宇都宮特産の大谷石を取り入れるほか、緑化や防災性の向上を図り、景観形成と環境共生に配慮した都市型居住を実現するとしている。

同地区の位置および区域

事業スケジュールは、2026年度に権利変換計画認可と既存建物の除却工事を行い、2027年度に本体工事着工、2030年度に竣工を予定している。

フージャースは、2020年から事業協力者として参画しており、地域住民や行政と連携しながら都心居住の促進や歩行者空間の整備を進め、宇都宮駅前の新たなランドマーク創出を目指すとしている。