NUVVE JAPANは、神奈川県足柄上郡松田町と「災害時等における電力供給に関する協定」を締結すると発表した。

神奈川県・松田町とNUVVE JAPAN、災害時の電力供給協定を締結すると発表 

同協定により、松田町が保有⼜は導⼊する電動⾞両(EV)や蓄電池設備等について、同社の有する電⼒制御技術や運⽤ノウハウを有効に活⽤。これにより両者が協力して災害時の電⼒供給体制の構築および持続可能な地域づくりを推進するとのことだ。

また、整備した蓄電池を電力市場で積極的に運用することにより、設置費用を回収し、同町の新たな収入源として財政基盤の強化を想定しているという。

最初の取り組みとして、両者は、町内に新たに蓄電池設備を整備可能な場所について調査。同時に、公用車のEV化のロードマップ策定について協議の開始を予定しているとのことだ。

■協定の取り組み概要

(1)災害時における⾮常⽤電⼒の確保および供給体制の構築
(2)平常時における地域脱炭素施策および次世代モビリティの導⼊促進
(3)地域全体の防災⼒と災害からの回復⼒の向上に資する協働体制の整備

その他、災害時における電力供給支援等について、同町はさまざまな協力を同社に要望可能。同社は自社の知見をもって可能な限り支援を実施。