福岡県北九州市は、OpenAIと生成AIの活用に関する連携を開始したことを発表した。

北九州市では、少子高齢化や複雑化する社会課題への対応力強化のため、AIをはじめとする先端技術の積極的な活用を推進。2025年4月には、「AI」を組織名に冠した「DX・AI戦略室」を設置し、7月17日に「AI活用推進都市」宣言を行うなど、全庁的なAI活用体制の強化に取組んでいる。
今回のOpenAIとの連携の第1弾として、OpenAIが提供する最先端モデルを活用した、政策立案の高度化・迅速化と、自治体におけるユースケース創出・展開に向けた取組を開始。
まずは、同社の提供するChatGPT Enterpriseを活用し、トップマネジメント層、各局区の戦略立案担当、DX変革リーダーなどを中心に取組を進めていくとしている。

北九州市は、同連携によって生成AIの可能性を最大限に引き出し、「AI活用ナンバーワン都市・北九州市」の実現に向けた取組を加速させていくとのことだ。