サンケイビルと長谷工総合開発は、3温度帯対応のマルチテナント型物流施設「千葉市美浜区新港物流施設計画」の着工を発表した。

施設外観イメージ

竣工は2027年6月末を予定しているという。

同計画では、千葉市美浜区新港に位置し、東関東自動車道「湾岸千葉」ICや京葉道路「穴川」ICからのアクセス性を活かした広域配送拠点として整備。地上4階建て、延床面積約54,600平方メートルのスロープ型施設で、最大4テナントの入居が可能とのことだ。

広域図/狭域図

施設の1・2階には冷凍・冷蔵倉庫、3・4階には常温対応のドライ倉庫を配置し、食品や医薬品、日用品など多様な物流ニーズに対応するという。

さらに、非常用発電機の設置などBCP対応を図るとともに、自然冷媒CO2を使用したノンフロン仕様を採用し、環境負荷の低減にも配慮。

また、施設の最上階には海を眺望できる従業員向けラウンジを2カ所設置し、快適な労働環境づくりにも取り組むとしている。

■施設概要

所在地:千葉県千葉市美浜区新港
アクセス:京葉道路「穴川」IC約5.9km/東関東自動車道「湾岸千葉」IC約7.2km
敷地面積:25,152.05平方メートル(7,608.50坪)
延床面積:54,600.37平方メートル(16,516.61坪)
規模:地上4階建スロープ型
温度帯:冷凍(-25度)、冷蔵(+5度)、可変(-25~+5度)、常温
竣工予定:2027年6月