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ノウンズは、同社が提供するアンケートアプリ「Knowns App」を通じて、全国の一般生活者2,882名を対象に「Nintendo Switch 2 の抽選販売と転売に関する意識調査」を実施し、結果を公表した。
■“ほぼ社会現象級”の認知浸透
「Nintendo Switch 2」が発売済みである現在、「任天堂が正式発表した「Nintendo Switch 2」の存在を知っているか?」という質問に対し、回答者の9割が存在を認知し、うち6割以上が「知っていて内容も把握している」と回答。
スペックや発売時期など詳細情報まで届いていることがわかった。

■当選率約27%でも“8割超が再チャレンジ宣言”で熱量衰えず
抽選に申し込んだことが「ある」と回答した人(999名)のうち、当選したのは26.8%(268名)となっておりPS5の初期抽選期(当選率10%前後)の事例と比べればやや高いものの、“確率ガチャ”と呼ぶに十分な狭き門であることが伺える結果に。

【右】「Nintendo Switch 2」の予約抽選の結果はどうだったか
また、抽選参加経験者の8割以上が再挑戦を表明しており、手に入るまで挑戦する強い購買意欲が示された。

■ 転売対策への評価とフラストレーションが交錯
「予約抽選という販売形式についてどう思うか?(複数選択可)」と質問したところ、「公平で良い」が最多となった。希少な在庫をランダム配分する仕組みは、大多数が“機会の平等”を感じ取っていることが伺える。
一方で、約5人に1人が「当たらないので不満」と回答しており、“公平だが当たらない”というジレンマが顕在化し、抽選制自体へのストレスを感じている層が一定いることも示唆される結果に。

■「高い」転売はNG。それでも約4割が転売容認
「Nintendo Switch 2」の正規価格49,980円については、半数以上が「高い」と回答し、一定の価格抵抗感がうかがえる。

さらに別設問では、約6割が「Nintendo Switch 2」の転売行為をモラル的に否定する結果に。

それにもかかわらず、約4割(「ある程度の上乗せなら許容できる」22.5%、「欲しければ高くても買う」17.4%)が転売価格での購入を受け入れる意向を示した。

これは「価格評価」「倫理的評価」と「実際の購買行動」が必ずしも一致しないことを示唆し、希少性や購入タイミングなど限定要因が購買意思決定を左右している可能性があると同社は考察している。
【調査概要】
調査名:「Nintendo Switch 2」の抽選販売の実態と転売に関する意識調査
調査期間:2025年6月18日〜6月19日
実施主体:ノウンズ株式会社
調査対象:全国の一般生活者
調査対象者数:2,882名
調査方法:Knowns Appを通じたインターネット調査
<参考>
ノウンズ『「Nintendo Switch 2」の抽選販売の実態と転売に関する意識調査』