LINEヤフー、フィッシング詐欺に関するアンケートを実施し、結果を公表した。
■アンケート結果概要
・「フィッシング詐欺」の認知率は97%
・フィッシングメールやSMSを受け取ったことがある人は82%
・フィッシングメール内のURLにアクセスしたことがある人は13%
・複数のネットサービスやスマホアプリで同じパスワードを使っている人は48%
・パスワードを使わないログイン方法の認知率は72%、使っている人は48%

フィッシング対策協議会によると、2024年に報告されたフィッシング詐欺メールの件数は約172万件にのぼり、過去最多の件数となっているという。
今回同社が実施した調査では、フィッシング詐欺とみられるメールやSMSを受け取ったことがある人は82%にのぼり、フィッシングメールの多さを裏付けている。また、複数のサービスで同じパスワードを使っていると回答した人は48%と、現在も多くの人がパスワードを使い回している結果となった。
同社は、安全にネットサービスを使うためのポイントとして、「パスワードは使い回さない」「メールに書かれたURLにはアクセスせず、ブックマークした公式サイトや公式アプリからアクセスする」「多要素認証やパスキーを設定する」などの対策を推奨している。
【調査概要】
実施日:2025年6月4日
調査対象:Yahoo!クラウドソーシングユーザーに対するインターネット調査
有効回答:1,000人
<参考>
LINEヤフー『フィッシング詐欺に関するアンケート』