ペンマークは、全国のZ世代を対象に、Z世代の就業意識調査の一環として「残業に対するスタンス」に関するアンケート調査を実施し、結果を公表した。

【Z世代の就業意識調査】残業観、学生と社会人で意識のギャップが顕著に

働き方改革が叫ばれる中、Z世代が「残業」というテーマをどのように捉えているのか、また、学生と社会人という立場の違いでその意識にどのような差が生まれるのかを明らかにすることを目的に、同調査は学生・社会人別に実施し、比較分析を行ったという。

調査の結果、残業を回避したい意識(「なるべく避けたい」「全くしたくない」)は、学生が社会人を上回り、社会人は「残業代が出るなら積極的」(14.8%)が学生(6.9%)の2倍以上で、金銭的対価を重視する傾向に。

「成長・成果のためなら許容」する割合も社会人の方が高く、残業の目的や意味合いを重視する意識へ変化していることがうかがえた。

残業に対するスタンス

残業に関して、学生は「なるべく避けたい」といった残業回避の傾向が強い一方、社会人になると「残業代」や「自己成長」といった対価を求める意識が強まっており、この意識のギャップは、採用時のコミュニケーションや入社後のエンゲージメントに影響を与える可能性があると同社は考察している。

<参考(出典)>
ペンマーク『【Z世代の就業意識調査】残業観、学生と社会人で意識のギャップが顕著に。