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AI不動産投資サービス「RENOSY(リノシー)」は、「投資家“イメージ”と“実態”調査」を実施し、結果を公表した。
なお、同調査では投資経験者の中でも「株式投資・不動産投資・暗号資産投資」経験者はさらに分析を実施し、「株式投資家」「不動産投資家」「暗号資産投資家」(以下、各投資家)別にまとめられている。
(1)投資家に対する投資未経験者の”イメージ”と投資家の”実態”を調査。職業・趣味・年収にイメージと実態の乖離あり?
各投資家(株式投資家・不動産投資家・暗号資産投資家)について、投資未経験者には各投資家ごとのイメージを、各投資家には自身の実態を尋ね、最多回答で比較。
各投資家の職業については、投資未経験者は「株式投資家は、商社関連企業に多いイメージ(18.3%)」「不動産投資家は、不動産関連企業に多いイメージ(30.1%)」「暗号資産投資家は、IT関連企業に多いイメージ(24.6%)」と回答。
一方実態として最も多かった回答は、株式投資家・不動産投資家・暗号資産投資家のそれぞれ約4割が、投資未経験者がイメージする業界(商社・不動産・IT関連など)以外に勤める会社員であることがわかった。
各投資家の趣味については、投資未経験者は「株式投資家は、投資や資産運用の勉強(セミナー・読書など)(22.9%)」「不動産投資家は、ゴルフ(26.0%)」「暗号資産投資家は、海外旅行(18.6%)」のイメージが最も多くあがっている。
一方実態としては、株式投資家の最多回答は「家族・子どもとの時間を大切にする(12.2%)」、不動産投資家・暗号資産投資家の最多回答は「投資や資産運用の勉強(セミナー・読書など)(不動産投資家:13.6%、暗号資産投資家:15.3%)」と、イメージと実態が全て異なる結果となった。
なお、株式投資家についても2番目に多かった回答が「投資や資産運用の勉強(セミナー・読書など)」であることから、日常生活の中でも、資産形成に関する情報収集を大切にしていることが読み取れる。
さらに、投資未経験者に対して投資家の年収イメージを尋ねたところ、最も多い回答は「2,000万以上(42.1%)」。一方、投資家の年収実態としては「2,000万円以上」は0.2%に留まり、「500〜1,000万未満(32.5%)」帯が最も高く、イメージと実態に差が出る結果に。

(2)不動産投資は“ステータス”ではない?投資経験者と未経験者で投資家イメージにギャップあり
続いて、各投資家をスタイル別に表現し、それぞれどれに当てはまるか、投資未経験者および各投資家(株式投資家・不動産投資家・暗号資産投資家)に質問し、最多の回答率となったものをまとめた。
投資未経験者に投資スタイルのイメージを尋ねると、株式投資家は「独自に勉強をし、確実に資産を増やすために投資を行っている」スタイル(33.5%)が最多に。
また、不動産投資家は「ステータスとして投資を行っており、投資サービスなどをスマートに活用している」スタイル(23.7%)、暗号資産投資家は「短期間で大きなリターンを狙って投資を行っている」スタイル(25.3%)といった回答が最多となった。
各投資家の回答も、投資経験者からみた株式投資家は「独自に勉強をし、確実に資産を増やすために投資を行っている」スタイル(38.6%)、暗号資産投資家は「短期間で大きなリターンを狙って投資を行っている」スタイル(41.7%)という回答が最も多く、投資未経験者のイメージと一致。
一方で、不動産投資家に関しては「独自に勉強をし、確実に資産を増やすために投資を行っている」スタイル(28.3%)の回答が最多となり、投資未経験者からのイメージとは異なる結果となった。

(3)2025年夏のボーナス、どう使う?投資経験の有無で使い道に違いあり
2025年夏(2025年6月〜7月の期間に支給予定)にボーナスが支給される企業に勤めている投資経験者・投資未経験者に対して、ボーナスの使い道を調査。
最も多い回答は、投資経験者・投資未経験者ともに「貯金・預金(投資家56.3%、投資未経験者54.0%)」。
しかし、2位以降は投資経験者と投資未経験者の回答に違いがみられ、投資未経験者は「日常生活費の補填」(27.7%)、投資経験者は「投資」(31.0%)となり、投資経験の有無によってボーナスの使い道に違いが出る結果となった。

【調査概要】
調査期間:2025年05月21日~05月22日
調査パネル:GA technologies調べ、マクロミルのアンケートパネルを利用
対象:20〜60代の男女(学生を除く)
回答者数:1,035人※うち、投資経験者477人(うち、株式投資家362人、不動産投資家118人、暗号資産投資家98人)、投資未経験者558人
調査方法:インターネット調査
<参考>
GA technologies「RENOSY」『投資家“イメージ”と“実態”調査』