TREホールディングスは、関西電力およびトクヤマと、使用済太陽光パネルのリユースおよびリサイクルに関する協定書を締結したと発表した。

使用済太陽光パネルの資源循環イメージ

この協定は、各社の知見やノウハウ、ネットワークを活用し、トクヤマが保有する低温熱分解リサイクル技術を基盤とした太陽光パネルの水平リサイクルを柱にした事業モデルの構築を目的としているという。今後、業種や地域を越えた他企業との連携を通じて、太陽光パネルの資源循環システムの社会実装を目指すとしている。

具体的な取り組み内容として、使用済太陽光パネルの排出予測調査や、水平リサイクルの実現に向けたネットワーク構築、事業モデルの検討、ならびに排出からリユース・リサイクルにかけてのCO₂排出量削減の検討が挙げられている。

TREホールディングスは、今回の取り組みを通じて、今後の社会課題の解決に寄与していく方針とのことだ。