ユニ・チャームは、本格的な夏の到来を前に「夏の生理トラブルに関する調査」を実施し、結果を公表した。
■調査結果
84.5%の女性が「夏の生理トラブルを経験したことがある」と回答。

なかでも、困ったこととして寄せられた回答は以下の通り。
・「ナプキンによるムレ」53.3%
・「生理時に自分のニオイが気になる」39.1%
・「生理による肌カブレやかゆみ」37.0%

また、夏の生理期間中の対策については、43.9%の女性が「特に対策していない」と回答。多くの女性が不快感を抱えながらも、対策をしていないことが明らかに。

一方、対策を取っている人の方法は、以下のような回答が得られたという。
・「いつもよりこまめに生理用品を交換した」38.9%
・「デリケートゾーン用専用品(洗浄剤・ウェットティッシュ)を使用」7.7%
・「タンポン・シンクロフィットなど、ナプキン以外の生理用品を併用」6.9%
・「ナプキンの種類を変更」6.3%
調査の結果、8割以上の女性が「ムレ・ニオイ・肌トラブル」といった夏特有の生理期の不快感を経験していることが明らかになった一方、4割以上の女性が「特に対策をしていない」と回答しており、不快感の実態と対策意識にギャップがあることが浮き彫りとなった。
同社は、夏を快適に過ごすためには、こまめなナプキン交換に加え、通気性に優れたスリムナプキンやショーツ型ナプキン、吸水性の高いオーガニックコットン素材を使用した商品など、夏用の生理用品を取り入れることが効果的だとしている。
生理用品も「衣類の衣替え」と同様に、季節に合わせて選ぶという新しい考え方で、生理期間をより快適に過ごすことができるとし、同社は、「ソフィ 夏には夏の、生理ケア」という新たな提案を行っていくとのことだ。

【調査概要】
調査方法:インターネット調査
調査期間:2024年12月
調査対象:10代~40代で国内在住の女性
調査人数:1,000人
※調査結果は、回答比率は小数点第2位を四捨五入しているため、合計が100%とならない場合あり。
<参考>
ユニ・チャーム『夏の生理トラブルに関する調査』