楽天ドローンと「楽天保険の総合窓口」を運営する楽天インシュアランスプランニングは、東京海上日動火災保険株式会社を引受保険会社として、「楽天ドローン保険」の提供を開始すると発表した。
なお同保険は、「楽天ドローンアカデミー」卒業生と「楽天ドローンゲートウェイ」登録者が対象とのことだ。

同保険は、ドローンの機体(付属品を含む)の損傷リスクに対応する機体補償、ドローンの使用に起因して発生した対人・対物の損害賠償リスクに対応する賠償責任補償を提供し、利用者は両方またはいずれかに加入することが可能。
機体補償は加入条件に適合していれば特定メーカーの機体に限ることなく対象としており、カメラ等の付属品の損傷やデータ復旧費用も補償対象に含めることが可能としている。
賠償責任補償は保険対象のドローンの所有、使用または管理に起因して、法律上の損害賠償責任を負担することによって被る損害を補償。なお、同保険への加入を希望者は、専用ウェブサイトから申し込むことができるとのことだ。
機体補償、賠償責任補償はそれぞれ3つのプランがあり、利用シーンや希望する補償内容に合わせて選択可能。申し込みは専用ウェブサイトのみで完結し、申し込み完了後、最短翌日から補償が開始されるとしている。
また、国土交通省航空局が管理するドローン情報基盤システム「DIPS」に対象の機体情報を登録している場合、加入に必要な情報の自動連携により手続きを簡素化できるという。
楽天ドローンと楽天インシュアランスプランニングは、ドローン保険の提供を含めた包括的なドローン関連サービスを提供することで、今後もドローンによる人々と社会のエンパワーメントを推進していくとのことだ。