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三菱重工、環境に配慮した次世代新交通システムの新ブランド「Prismo」を開発 市場投入へ

三菱重工業は、2000年代から全世界へ納入してきた全自動無人運転車両システムCrystal Moverファミリーの新ブランドとして、より環境に配慮した「Prismo」を開発し、市場に投入したと発表した。

Prismo

Prismoには、同社が新たに開発したエネルギーマネジメントシステムを初めて採用。駅での急速充電と走行中の回生蓄電を融合させることでエネルギー効率を高め、駅間の架線をなくしシンプルなシステムを実現してるという。

同エネルギーマネジメントシステムには、武蔵エナジーソリューションズおよび三菱電機が共同開発している次世代蓄電モジュール「MHPB」を、AGT用にカスタマイズして搭載している。

これにより、運行中の車両が減速する際に発生する回生電力を無駄なく車両内に蓄電・活用することで、従来のAGTシステムと比べて約10%の省エネ運行(※1)および約10%のCO2排出量削減を実現。

また、駅間の架線による給電が不要となるため、停電時でも次の駅まで乗客を安全に輸送できるとのことだ。

さらに、センターガイド方式(※2)を採用することで軌道のスリム化が可能となり、インフラ建設費の大幅削減や景観の向上にも貢献。架線やガイドの削減により、電気・軌道設備を点検・交換する作業も大幅に減り、保守コストも低減できるとのことだ。

加えて、同社の「カーボンニュートラルトランジションハブ三原」で車両を製造し、インフラの物量も削減することで、新交通システムの製造・建設時におけるCO2排出量を従来比で40%以上削減(※1)するという。

同社は環境にやさしく、運行コストの低減・景観向上に寄与する「Prismo」を通じて、都市交通を通じたカーボンニュートラル社会の実現に一層取り組んでいくとしている。

(※1)既に納入した空港AGTシステムの規模想定で、同社の既存AGTシステムと比較した値。
(※2)センターガイド方式は、ガイドレールを車両の左右両側に配置するのではなく、車両の中央下部に配置。新設時はガイドレールが半減して、軌道幅をスリムにし、コストを抑えるといった効果が見込まれる。

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