ティーケーピー(TKP)は、アパグループが所有する「アパホテル〈宮崎延岡駅前〉」「アパホテル〈宮崎延岡中央〉」「アパホテル〈山口防府〉」の3棟を取得し、アパホテルとのフランチャイズ契約のもと、2025年6月20日より運営を開始すると発表した。

TKP、宮崎と山口のアパホテル3棟を取得しフランチャイズ運営へ

TKPはこれまで、会議と宿泊を組み合わせたハイブリッド型のホテル運営を展開しており、2014年に「アパホテル〈札幌駅前〉」の開業を皮切りに、アパホテルとの連携を進めてきた。今回の3棟の取得により、TKPが運営するアパホテルは全国で20棟(うち建設中1棟)、客室数は3,583室となる。

今回取得した3棟は、いずれも駅前や市街地など利便性の高い立地に位置し、ビジネスから観光、地域イベント、企業研修など多様な利用に対応可能な施設。

「アパホテル〈宮崎延岡駅前〉」は、JR日豊本線延岡駅徒歩1分に位置し、全192室と最大72名収容の会議室を備えている。「アパホテル〈宮崎延岡中央〉」は延岡市中心街にあり、全93室を有するビジネス特化型ホテル。「アパホテル〈山口防府〉」は全141室を備えるほか、2013年からTKPが運営する会議施設「TKPガーデンシティ山口・防府」を併設し、宴会や研修に対応可能な多目的空間となっている。

同社は、2023年4月に掲げた「3年間で10施設出店」の中期経営計画を上回るペースで出店を継続しており、今回の取得によりTKP全体の宿泊施設数は全国で34棟(33施設)、4,428室に達するとのことだ。TKPは今後も空間再生流通事業を軸に、ホテル・宿泊研修事業の拡大を進めていくとしている。

■「アパホテル〈宮崎延岡駅前〉」施設概要

アパホテル〈宮崎延岡駅前〉
施設概要

■「アパホテル〈宮崎延岡中央〉」施設概要

アパホテル〈宮崎延岡中央〉
施設概要

■「アパホテル〈山口防府〉」施設概要

アパホテル〈山口防府〉
施設概要