井村屋、三重県津市に「あずきバー」など冷菓商品製造のアイス工場を新設 シリーズ販売4億本に向供給体制増強
井村屋は、ロングセラーブランド「あずきバー」シリーズ等の冷菓商品の供給体制増強、新たな付加価値の市場提供を目的にアイス工場を新設することを発表した。
同社グループにおける冷菓事業の位置づけは事業別売上構成の3割超となり、日本国内だけでなく海外輸出も伸長しているという。
中でも「あずきバー」シリーズは、シリーズ合計で約3.3億本（2024年度実績）を販売し、成長をけん引。需要拡大による生産能力の拡大と特色ある商品づくりを目的に、今回工場新設を企図したとのことだ。
同社は、日本国内におけるアイス市場の拡大による需要増加、戦略的に進めている輸出販路拡大などを視野に事業成長を進め、グループ全体の持続的な発展に寄与していくとしている。
■アイス新工場概要
基本コンセプト：将来に向けて特色ある「あずきアイス商品」の生産・供給基地
場所：井村屋株式会社 津工場内 （住所：三重県津市高茶屋七丁目1番1号）
敷地面積：鉄骨造2階建て、延べ面積2,276.61m2
生産品目：アイスバー商品各種
生産能力：バーライン増設により従来の1.3倍