リロバケーションズは、航空機燃料に家庭や店舗から排出される廃食用油を活用する「Fry to Fly Project」へ、4月30日から参画すると発表した。

リロバケーションズ、「Fry to Fly Project」へ参画

同社は全国に40以上のリゾートホテル・旅館を展開しており、その9割以上の施設で食事を提供。これまでは産業廃棄物として処理していた厨房から出る廃食用油を、持続可能な航空燃料(SAF)(※)の原料として提供するとのことだ。

特に朝食・夕食の二部制で安定した調理油の使用があることから、継続的かつ効率的な廃油回収が可能だとしている。

同社では、5月下旬から各施設での保管体制や衛生管理を整備した上で、廃食用油の提供を開始する予定とのことだ。