技研トラステムは、4月24日に開業予定の大型複合ビル「ONE FUKUOKA BLDG.」において、同社の人数カウントシステム「パッサークラウド」が採用されたことを発表した。

同ビルは、福岡市天神に位置する地上19階、地下4階建ての大型複合ビル。開発コンセプトは「創造交差点~meets different ideas~」で、アジアと福岡、働きと暮らし、来街者とワーカーが交わる場所を目指しているという。
商業フロアは地下2階から地上5階まで広がり、126店舗が出店予定。地域を代表する旗艦店や福岡の食文化を楽しめるフードゾーンが設けられ、訪れる人々に新しい価値を提供するとのことだ。
今回、この商業エリア全域において、同社の「パッサークラウド」の導入が決定。自社開発の高精度センサーを入口や通路の天井に設置し、通行する人々を方向別にリアルタイムに自動でカウントする仕組み。
また、来場者数の計測だけでなく、滞留人数や平均滞留時間などを定量的に把握することが可能。画像データは機器内で処理され、個人情報に関わる画像は保存せず、カウントデータのみをサーバーに送信する仕組みを採用しており、プライバシー保護も万全だとしている。
