ヨシケイ開発は、アサヒ飲料が開発した「CO2を食べる自販機」をフランチャイズであるヨシケイ東部4営業所へ設置したことを発表した。

「CO2を食べる自販機」を設置する取り組みは、同グループでヨシケイ東部が初とのことだ。

ヨシケイ開発×アサヒ飲料

「都会の中に森をつくる」というコンセプトのもとアサヒ飲料が開発した「CO2を食べる自販機」は、2023年6月より実証実験を開始し、2024年より本格稼働。

CO2吸収量は1台あたり最大年間60kgを見込んでおり、スギ(林齢56-60年)に置き換えると約20本分の年間吸収量に相当。脱炭素社会の実現に貢献する取組みとなっており、大気中のCO2の吸収を可能にした自動販売機は、特許(特許第7282338号)取得済みとのことだ。

「CO2を食べる自販機」をヨシケイ東部営業所へ設置

なお、自動販売機から回収したCO2吸収剤は、アサヒ飲料の取り組みに賛同する各自治体や企業と共創しながら、さまざまな工業原料として活用することが計画されているという。

同グループは、アサヒ飲料のCO2資源循環モデルの取り組みに賛同し、「CO2を食べる自販機」を通じて2社が取り組みを推進していくことで脱炭素社会への実現に貢献していくとしている。