名古屋鉄道は、名古屋駅地区再開発計画の事業化を決定したと発表した。

都心における施設イメージ

同計画は、リニア中央新幹線の開業を契機に名古屋市が進める「スーパーターミナル化」構想と連携し、地域と沿線の価値向上を目的としている。再開発では、名鉄名古屋駅の再整備と一体で進められ、交流機能の創出や移動利便性の向上、空港アクセスの強化などを図るとしている。

対象地は名古屋市中村区名駅一丁目2番他で、用途は商業、オフィス、ホテル、鉄道駅、バスターミナルなどで構成され、開発事業への投資額は約5,400億円にのぼるという。

用途構成イメージ/地上部の賑わいイメージ

名鉄名古屋駅については、中部国際空港へのアクセス利便の向上に向けた4線化をはじめ、旅客動線のバリアフリー化や改札口新設、ホームドア整備などを行い、安全性と快適性の向上を図るとのことだ。

2期リニューアル後(4線化)イメージ/「空港アクセスホーム」のイメージ

■再開発概要

対象地:名古屋市中村区名駅一丁目2番他

対象エリア

敷地面積:約32,700平方メートル
延床面積:約520,000平方メートル
用途:商業、オフィス、ホテル、鉄道駅、バスターミナル
投資額:約5,400億円(当社開発事業投資額)
全体スケジュール:下記の通り

全体スケジュール